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土壌がなくても生育するコケが、屋上、金属屋根、壁面を環境緑化します。工場の省エネ対策、工場立地法の緑化面積の確保に!

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みどりのチカラでSDGsの取り組みを支援します。




自然の摂理を大切にし、緑と共に持続可能な社会を


人は、緑からたくさんの恩恵を授かっています。コケ植物は、強い生命力を持ち自然界の生態基盤の役割を果たしており、自然の摂理を大切にしながら、私たちは緑と共に夢を見られる持続可能な社会を目指しています。





地球環境とコケ植物の深いつながり


コケ植物は、生存能力が高く、各種の粗悪な環境でも生育し、水が無くても5カ月間生きられ、土がなくても生育します。
今から約4億年前に陸上に進出し、地球の環境が極めて過酷な状況(無機的環境)であった時期から延々と生き延びているコケ植物は「生き続ける化石」であり、すべての生態系の基礎として重要な役割を果たしています。地球に生物が誕生したのも、コケの力があったからと言われおり、動物や人間の繁栄を支えるのに十分な量の酸素をもたらしたのもコケ植物なのです。もし、コケの大発生が起きなければ、今日の地球に人間が存在しなかったと言われています。
私たちは、このコケ植物を山形県内で、耕作放棄地を解消しながら25年前からコケ栽培の技術開発を行っています。






地球環境とコケ植物の深いつながり


人類は都市開発をし、緑を減らし、利便性を求めた結果、コンクリートの建物とアスファルト等の無機的な環境下を増大させたことで、熱を蓄積して冷暖房時のエネルギー消費の増加や、自動車・交通等で地球温暖化の原因となる、二酸化炭素を大量に排出し、ヒートアイランド現象等の環境悪化を招いています。緑化はエネルギー消費の抑制効果、二酸化炭素や大気汚染物質の吸収効果に、有効であると言われており、重要性が認識されなければなりません。
その緑化植物の一つとして、コケ植物は、施工性に優れ、水やり等のメンテナンスがないため、環境にやさしい緑化資材として注目されています。







持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

JAPAN SDGs Action Platform(外務省:外部リンク)




「コケ緑化」による、省エネルギー効果と熱中症対策に取り組む


環境などの取り組みを重視するESG投資やSDGSが世界的に広まる中、温暖化対策の加速化が求められております。しかし、日本国内では、一部の大企業の中に工場立地法の緑地面積を確保せず、駐車場や資材置き場に変え、法令違反を行ってる企業が多数あり、その面積は莫大な緑化面積です。会社のCSRの徹底も届かず、罰則規制がないため、野放し状態にあります。この緑地面積を、工場の屋根・壁面に施工することにより、緑地面積の確保が図られ、省エネルギー効果と熱中症対策になります。政府が、厳格な運用を行えば地方の耕作放棄地で緑化資材を栽培し、地方再生の一つとなります。





地球環境問題に向けた商品・技術・サービスの創造に努めます。


コケ事業は、経済産業省の新連携事業にも認定され、栽培・加工・販売を行っております。(六次産業化認定)現在の主力商品となっているコケボードは、厚さ5cmの断熱材と組み合わせているので断熱効果が優れており、重量は乾燥時6㎏/㎡ 湿潤時20kg/㎡以内で緑化できるため、荷重制限のある既存の建物への施工が拡大しています。コケマットは、ビルの屋上や壁面、土木緑化に幅広く利用でき、接着剤等で簡単に施工できます。
コケボードは、省エネに寄与する断熱効果の優れた商品で、消費電力の軽減により二酸化炭素の削減も期待できます。工場立地法上の緑地面積としても積算可能であり、貴重な敷地面積をより有効に活用できます。また、コケ緑化の施工は水やりが不要なため、電気料金・燃料料金・水道料金等の費用の低減が期待でき、ランニングコストもほとんどかからない環境に優しい緑化資材です。

2019年に、省エネと熱中症対策のために、山形市内で1500㎡の食品物流倉庫をコケ緑化しました。その省エネ・温度軽減のデーターを得るため、10箇所に温度計を設置し、測定しており、その結果、外気温度が36℃以上の場合、室内温度が7℃下がることが実証されました。コケ緑化による、光合成により、二酸化炭素吸収効果も期待できます。また、コケの保水能力は自重の20倍と高く、ゲリラ豪雨等ではダムの役割を果たし、都市の雨水対策にも有効です。

近年、環境土木への関心が高まっております。ダム・法面・道路空間などの緑化が困難と言われた場所のコンクリート面・アスファルト面の緑化土木工事の施工も増えつつあります。
コケ緑化は新建設技術 NETISに登録されております。(登録No.TH-000004)






「コケ植物」で、日本の伝統美を演出する美しい街づくりをめざします。


造園資材として、庭園や壁面にコケ植物をはることができ、苔寺・テーマパーク・ホテルの庭園や壁面にコケアートに施工も行っております。園芸用としては、コケアート・トピアリー・苔玉・テラリウムの素材として全国に販売しています。また、インバウンド効果で、日本の和の美の象徴である苔用いた空間演出や、コケパネル、小物アイテムでワンポイントアートを楽しむ苔商品を開発し、販売を行っております。コケ植物の特性を生かし、魅力的な演出ができると、苔の需要は拡大しておりま す。





「コケ植物」で、日本の伝統美を演出する美しい街づくりをめざします。


コケ栽培は、中山間地域の荒れた農地を再生して、栽培しております。軽作業のため高齢者でも生産でき、現在、山間部で問題になっている鳥獣被害も受けない作物として、注目されています。里地里山の自然環境の保全・維持にも貢献でき、コケ生産拡大により、全国に普及を目指しています。また、太陽光発電の下でのコケ栽培も行っており、農業と「脱炭素」コラボの取り組みなど、各地でコケ緑化事業を進め、地方から都市部へ販売できる事業を拡大し、地方再生の一つとして、普及させたいと考えております。

私たちの取り組みをさらに充実させるためには、様々な企業との連携が重要であり、ノウハウを共有することで、お互いの活動を発展させることが期待できます。大学をはじめとし、教育、研究機関との連携ができれば、私たちの持つ技術と高度な先進的な知的財産を組み合わせることができ、新たな可能性が広がります。このような協力関係も強化しながら持続可能な社会の実現を目指していきます。

福祉施設でも取り組みやすく、農福連携として、現在2事業所に仕事を依頼しています。
コケ緑化は、都市に潤いと癒しを与え、里地里山を再生し都市と山村を結ぶ循環型の産業を構築し、地球温暖化を阻止します。






コケ事業における今後の展開