コケの種類
日当たりの良い所で生育します。 直射日光があたる場所での適応力があることから、屋上や工場の屋根、壁面緑化にも利用されています。但し、炎天下では蒸れを起こしやすいので、夏期の水やりには注意が必要です。 |
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半日蔭や、日当たりの良いところでも湿度があればよく育ちます。地面を這うように横に生育し、シート状で施工性が良
いので、大面積の場合に利用されることが多いコケです。 コケ玉にもよく利用されています。 |
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ヤマゴケ(山苔)とは、ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)とアラハシラガゴケ(粗葉白髪苔)のことを言います。どちらもシラガゴケ科で、乾燥すると白髪のように葉が白くなり、逆に過湿な状態では濃い緑色になります。こんもりとしたまんじゅうのようなコケで「まんじゅうごけ」 とも呼ばれます。乾燥や寒さには強く、蒸れには弱い特徴があります。 | |
日陰の暗所で育ち、ハイゴケ同様、地面を這うように横に生育します。シート状で施工性が良い上、葉の形が特異で美しく、流木や多孔質の岩にも定着しやすいので、庭園やコケ玉に利用されています。アクアテラリウムでとして利用する場合は、マット状のままに岩や流木に被せておくだけでもよく育ちます。 | |
自然界で林道に生育していることが多く、主に自然回復に利用されています。毛糸のようにふさふさし、小さな森林のよう
な美しさがあります。 乾燥に弱いので湿度の管理が必要です。 テラリウムなどにも利用されています。 |
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日当たりの良い場所を好み、乾燥にも強い苔です。但し、高温多湿には弱いので夏は注意が必要です。 庭園や盆栽に必要よく利用されいます。 |
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発芽したての小さな杉の木に似ているので「スギゴケ」と呼ばれています。また、コケ丈が毎年伸び続けるので、徒長抑制
に底の平らな履き物で時々コケ踏みをしたり、コケの間引き、部分的な刈り込みなど行います。 庭園で徒長し再生が難しい場合には、張り替えが必要となります。 |
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リスのしっぽのように柔らかく美しいコケで、庭園や盆栽、テラリウムなどにも利用されています。 日当たりの良い場所や乾燥地には弱いので、木漏れ日の差し込む程度の日陰に適しています。 |
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日本髪を結う時に使われる付け毛「かもじ」に似ていることから「カモジゴケ」と呼ばれています。 庭園、テラリウムに利用されます。 生育しても7cm程度で徒長抑制の必要がなく丈夫で育てやすいのが特徴です。 |
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庭園、テラリウムに利用されます。 腰水に浸した状態でも水のやりすぎにはならないため、苔玉やテラリウム、アクアテラリウムでも育てやすいのが特徴です。 |